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ざいこ。

miageru


これ↑は「空を見上げる」という自費出版の詩画集です。

2004年10月に作りました。

詩が豊原エスで絵が足田メロウ。いつものコンビ。


この詩画集は絵もなかなかハードだし、私の詩も結構キツいのが入っているので
そんなに売れないだろうと200冊しか作りませんでした。



が、



意外なことになぜか婦女子に人気があり
あっという間というほどではありませんが、さっさと売り切れてしまいました。


あー、こんなことならいつもと同じように500冊で刷ればよかった…。


200と500では原価が全然違うのです。

多分一冊につき100円以上は変わってきます。

「空を見上げる」は800円で販売していましたが、それを700円に出来たのです。



あー悔しい!




私は詩を書くのも大好きですが、詩集を制作し、
それを販売することにもとても興味があります。

私の詩集を遠くに住む誰かが購入してくれたり
私の詩集を見て「こんな感じなら自分にも出来そうだ」と誰かが詩を書き始めたり
私の詩集を販売することで書店さんが僅かながら利益を得たり。


私は詩を書いて自分自身と対話し、
詩集を制作・販売して世の中と対話しています。

私にとって詩集を制作・販売することは体の中に血を巡らすこととよく似ています。


100円の原価の違いでわーきゃー言うのは「もっと健康になれたのに!」と
悔しがっているような感じです。

でもこんなことでストレスを感じていては健康な販売活動は出来ませんね。

いつも平常心でいたいけど、詩のこととなるとついエキサイトしてしまう…。







で、在庫ですよ、在庫。

私は在庫切れという状態が嫌いなので、在庫がなくなるとすぐ増刷したくなります。

初めての詩集「セルフヘルプ」と三冊目の詩集「漂流詩」は品質に大いに問題アリなので
廃番にしていますが、11年前に制作した「うた」などはつい最近もまた増刷しました。

かなりゆっくりなペースですがいまだにぼちぼち売れてくれているので刷るのです。

「欲しい」と言って下さる方に「もうありません」とは簡単に言いたくない。



しかし!



私が今販売を続けている自費出版詩集は「うた」「ホイッスル」「嘘をつけばよかった」
「あとからわかること」の四種。

「ホイッスル」を刷れば「うた」がなくなるし、「うた」を刷れば「空を見上げる」がなくなるし!
新しい詩集をつくるお金が全然貯まらんじゃないの!

自費出版詩集の他にもポエム食器を作っていたり青幻舎さんから出していただいた詩集の
手売りもしているので正直めっちゃ貧乏です。


展覧会だって年に一回はやりたい!

でも貧乏くさい展覧会は嫌だ!

ちゃんとお金かけたい!



というわけで日々の貧乏生活が形成されていくのですな。必然的に。

もー貧乏過ぎてコントのような毎日ですよ。



やっぱり定価が安過ぎんのかなぁー、計算上ではトントンになるはずなんやけど。

交通費とか送料とかがなぁ…。ぶつぶつ。

原価に雑費に委託料。

ちゃんと計算している筈なんですが、なぜだか売れても儲からない。

多分すごくゆっくり売れてるからそんな感じになるんでしょうなぁ。

うむむ。



そして部屋には在庫の山。

足を伸ばして寝れる日はいつ来るのか。

って嘘ですけど。


自分の詩集がもっと循環してくれればいいなぁと願いつつ、今日はもう寝ます!


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あとからわかること

atokara


これは2008年5月に制作した自費出版の詩集です。

ここ10年ほどはずっと足田君と詩画集を作ってきましたが
ちょっくらソロ活動でもしてみるか、と一人で詩集を作りました。

50ページの文庫本。
たったの50ページだというのに、
間を持たせたり重くならないようにするのにとても苦労しました。

私の詩、暗いですから。

今までは足田君の絵が空間もムードもいい感じに保っていてくれていたんですね。



詩を書く時と詩集を編集する時では違う頭を使ってものを考えています。
昨日から頭の話ばっかり…。

あ、詩は心で書いて、編集は脳で行っている、とでもしておきましょうか。


編集をする時は字体や余白、詩の並びに総ページ数、予算から完成した作品の用途まで、
全てが繋がってデザインされていきます。

デザインなどといっても私の場合そんな知識はなく、
ただ余計なものを排除していくというだけのものですが。


この「あとからわかること」でメロウ君がいないかわりに工夫したことは
「英単語を入れる」です。

私は今まで頑なにアルファベットを詩に入れることを拒んできましたが、
それは別に英語が嫌いなわけではなく、その必要がなかったからでした。

時々カタカナで外来語が出てくることがあっても
日本語の文法の中にチョロチョロと顔を出す程度。

「サンキュー」とか「ハロー」とか「アミーゴ」とか。

声を伸ばしたい気分の時に出るのかな??単純ですな…。


挿絵の代わりに英文が入るというのもまた私がまったく英語に
慣れていない感じが出ていると思います。



ところがこの「あとからわかること」の中では


“the more personal the statement is, the more universal it is”

(主張が個人的であればあるほど、それは普遍的である)



なんて誰かの言葉をどこかのページに隠したりして。


すごい進歩。

もしかしたら進歩じゃなくて後退かな?
私は最近自分がとてもつまらない人間になってきているような気がしていますが
それもまあしょうがないかと受け止めています。
出来る努力はしますがね。




この本は京都の恵文社(書店)やガケ書房、shin-bi(書店)、グラジオラス(雑貨店)、
ZANPANO(カフェ)、茂庵(カフェ)、かもがわカフェで販売されています。

この詩集の製作費はいくらやったかなー。
500部刷って13~14万、てとこでしたかな。

カバーはカラーでシンプルな帯も付けてもらいました。
中は文字のみのモノクロ。



印刷屋さんの営業の方は何に関しても「出来ます」と言い、
実際に印刷をする方は何に関しても「出来ない」と言います。

時にバトることもありますが、結局は一生懸命ものを作っているから
それぞれの言い分があるわけで、最後はやり切った感がちゃんと残ります。

喧嘩(というか主張のし合い)が出来ない印刷屋さんでは本は作りません。





作品宣伝

旅することば旅することば
(2006/03)
豊原 エス足田 メロウ

商品詳細を見る



三年ほど前に京都の出版社「青幻舎」さんから出してもらったポストカードブックです。
私が詩を書いています。絵は友人の足田メロウ君。

自費出版とは違って出版社さんに制作費を出していただくのですから
いつもとはまた違った緊張感でした。

「詩集というのは本当になかなか買ってもらえない」と青幻舎の編集者さんと話していて、
とにかく店頭で手に取ってもらえるような美しい表紙にすること、
ギフトに選んでもらえるような内容にすること、
親しみの持ちやすい内容・外見にすること、などなど、熱く語った日々を思い出します。

最近の本屋さんには詩集コーナーというのがあまりありませんね。
あってもほんの少し。
売れないのですから本屋さんとしては当然なのかも知れません………。

だったら嘆いていないでさっさとポストカードブックにでも何にでもして
文具のコーナーに置いてもらったらいいんです!

新刊の時期が終わって返品されるのを待ってる場合じゃない!

有名な人の詩集しか店頭に置かないのは当たり前!




機会をもらったらとにかく何でもやってみる。

全力を出さなければ成功したって悔いが残るというのは
経験でもう充分に解っているはずです。





とまぁそんな気合いで作ったのがこの「旅することば」です。

知名度も何も全くない私達にいろいろとチャレンジする機会を下さった青幻舎さんには
本当に感謝しています。

打ち合わせも毎回楽しかったです。



余力を残さず作ったポストカードブック。


ご興味のある方は詳細もぜひ御覧下さい。

作品紹介3

uso



カード集「嘘をつけばよかった」(2006年制作)



これも自費出版。

というか手作りのカード集。




詩集というのは本当に本当に手に取ってもらいにくいもののようです。


じゃーもー何でも作るがな!!ってんで


この単語帳のような24枚のカード集。



発売記念の展覧会の時には5分程のアニメーションにして会場で流していました。




キーホルダーの部分はこの昔懐かしの形が絶対良いと思っていて、
結構あちこち探しました。

どこの卸し屋さんに行っても変におしゃれな(でも全然おしゃれじゃない)のしかなくて、
結局東京から取り寄せすることになりました。



そのお店の人は電話で「あ、スネークですね。」と言っていました。


スネークっつーのか。



ええ名前やな。




作品紹介2

utahoi


左:うた(1999年制作)

右:ホイッスル(2000年制作)



どちらも自費出版。

吉祥寺にある大好きな本屋さん「トムズボックス」さんから自費出版させていただきました。



「うた」はトムズボックスさんで大量に刷る前にも自分でちょこちょこと手作りしていたので
1999年よりも少し前の作品になります。



手作りの時は印刷機で刷って折って揃えて貼って圧して乾かして包んで。

糊は水糊と木工用ボンドを1対1で混ぜていました。


あー懐かしい。


10年前は作るのが楽しくて楽しくて、多分「うた」だけでも300冊は作ったと思います。


あの時のガッツは今どこに。



今の私は見事に出涸らしの様です。



どーすっかな。


プロフィール

トヨエス

Author:トヨエス
豊原エスと申します。
京都市左京区にてのんびり生息中。
http://toyoesu.main.jp/

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